金沢での人気体験といえば金箔貼りです
実は今「金箔貼り体験」というものが人気なんです。
そもそも、この地の歴史を形作ってきた主なものの一つが「金箔」だということ、ご存知でしたでしょうか。
文禄2年(1593年)に、豊臣秀吉の朝鮮の役の陣中より命じられ、金箔・銀箔の製造を行い続けてきました。
歴史の中では、これらの生産を江戸・京都以外には許されないという辛い時期もありました。
しかし、そんな時代を辛抱強く乗り越え、戦中〜戦後もずっと金箔を作り続け、その技術を磨いてきたのです。
こうして日本の生活文化、美術工芸の中に、金箔が深く取り入れられてきました。
これはとても単純な作業だといえます。
自分で部材を選び、絵柄を考え、そして自分で金箔を貼る…ただそれだけです。
ですがその金箔貼りがとても面白く、今かなり熱い人気体験なのです。
破れないように慎重に金箔を掴み、息で飛ばないようにそーっと運ぶ。
余計な部分を落としたりしてきれいに整え、まばゆく輝く金色の作品が仕上がると、きっと言葉にできない感動が生まれるでしょう。
歴史文化に直に触れた興奮、自分で1つの作品を作り上げる楽しさや喜び、それらが合わさり生まれる感動…これが経験できるのは、まさにこの地での金箔貼りであるでしょう、と言い切れます。
金沢で今熱い金箔貼り、皆さんも是非やってみてはいかがでしょうか。
忘れられない思い出になることをお約束いたします。